シミのレーザー治療のしくみ
シミのレーザー治療はどんな原理でシミを破壊しているのでしょうか。
レーザーをシミの部分に照射すると、その光がメラニン色素に吸収されて熱が発生します。
この熱がメラニン、つまりシミを破壊します。


シミのできていた場所により、破壊されたシミのメラニンは、皮膚の中で老廃物として細胞に処理されます。

肌の奥に散らばったメラニンはリンパ節などに運ばれ排出されます。
また皮膚の表面に近いところに散らばったメラニンは、新陳代謝により肌の表面に押し出され外に出されるのです。

こうしてシミはレーザーによって破壊され、分解されてお肌から消え、シミのないキレイな肌になるのです。
ですから、レーザー治療は、厚みがあるシミや、表皮よりもっと奥の真皮層までとどいているシミに有効なのです。
レーザー治療は、レーザーがメラニン色素に吸収され、シミの部分の表皮と角質層をはがします。
そこに正常な皮膚を再生されていきます。
これにより正常な皮膚組織にはダメージを与えず、きれいにシミを消すことができるのです。
レーザーは原子力、トランジスタと並んで20世紀の三大発明のひとつと言われていて、1960年にアメリカのメイマン博士が発明しました。
レーザー光を宝石のルビーを使用して発振させました。
レーザー(LASER)とは「Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation」の略で、「放射の誘導放出による光の増幅」つまり、「特殊な装置で発生させた人工的な光」というわけです。
皮膚の治療で使うレーザーにはいろいろな種類があり、症状、治療目的によって使うレーザーが違ってきます。
主にシミ治療に使われているレーザーは単一の波長です。
太陽光はプリズムにあてると、赤・橙・青・藍・紫・黄・緑の七色の波長を発します。
これに対し、レーザーの光は単一の波長です。
単色光、つまり1つの色しかありません。
単一の波長であることにより、特定の色にのみ反応することができるのです。
ですからレーザーは単一の波長なので、ひとつの色のみに反応します。
シミやアザを除去する治療の場合は赤・茶色に反応するレーザーを使用します。
シミは様々な色があるのですが、 メラニン色素の茶色と血液中のヘモグロビンの色である赤の2色の色素でできています。
ですから赤・茶色に反応するレーザーを使用してシミだけに反応されることができるのです。
レーザーの種類を大きく分けると、コラーゲンに吸収されるレーザー、メラニンに吸収されるレーザー、ヘモグロビンに吸収されるレーザーの3種類のタイプがあります。
ちなみにムダ毛を脱毛するときには、毛根の黒いメラニン色素に反応するレーザー光を使用します。
レーザー光を黒いメラニンが吸収し、発熱、そして破壊されます。
この場合も周辺の皮膚には影響を与えません。
レーザーは一定方向に向かって光を発振し、どこまでいっても拡散しません。
レーザーは拡散しないことに加え、集光性も優れています。
レンズを用いることで、光を一点に集中することができます。
レーザーのエネルギーも一箇所に集中します。
つまり、一点のシミに集中して照射ができるのです。
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