シミのレーザー治療が効かない人は?
レーザー治療はシミに対して大きな効果があります。
しかし全てのシミがレーザーで無くなるわけではありません。
シミのレーザー治療では、1度目でシミが完全に消えなくても、2度目にうまくいってシミが消える場合もがあります。
ですから1度目でシミが落ちなかった人でも、しばらく様子をみてから再度レーザーを試す場合もあります。
その他のシミ治療方法としてはハイドロキノンやコウジ酸といった美白剤を塗ったり、ビタミンCのイオン導入などでメラニンを抑えるシミ治療方法があります。
またケミカルピーリングで古い角質を落として新陳代謝がよくなると、本来の肌の働きが戻り、シミができにくなります。
レーザーで治療できるシミには大きく分けて青、茶、赤の3種類があります。
シミの原因になっているそれぞれの色に合わせたレーザーを使用して治療します。
青色系のシミは太田母斑、蒙古班、異所性蒙古班、外傷性刺青
茶色系のシミは扁平母斑、ベッカー母斑、色素性母斑
赤色系のシミは単純性血管腫、苺状血管腫、ポートワイン血管腫、毛細血管拡張症などです。
レーザーによるシミ治療が難しいと言われていたのは母斑細胞母斑、色素性母斑(黒あざ)黒あざと呼ばれる色の濃いあざです。
レーザーによる治療が難しかったあざの一つですが、ウルトラパルス炭酸ガスレーザーの併用により、成績が向上してきました。
母斑細胞と呼ばれる色を持つことがある細胞が集まったもので、母斑の大きさは異なりますが、細胞的には、黒子(ほくろ)と同様のものです。
母斑細胞母斑、色素性母斑は、細胞数が多いと悪性化する可能性が高くなると言われています。
手術による切除、又はレーザー治療による減量により悪性化する可能性を低くする必要があります。
老人性色素斑、脂漏性角化症、老人性色素斑は、通常の言われているシミです。
加齢による変化によって出現します。
老人性という名称ですが、20代や30代でも日焼けによる継続的な刺激や、てんぷらの油はねなどが原因でシミができることがあります。
このシミは顔面の頬部(ほほ)や前腕などにできます。
はじめは薄い茶色のシミですが、経過により、濃いシミになっていきます。
また、角質が厚くなって隆起したものは、老人性疣贅(ゆうぜい)、脂漏性角化症と呼ばれます。
どちらも、レーザー治療により、良好な結果が得られます。
肝斑は顔面の頬(ほほ)に、左右対称に生じる、茶色の比較的色の薄いシミです。
老人性色素斑は、外因性の原因によりできますが、肝斑は、主として内因性の原因によります。
肝斑は、レーザーにより治療を行うと、かえって色が濃くなることがあるので注意が必要です。
このタイプのシミはフォトフェィシャルか、軟膏等による保存的な治療を行います。
ビタミンCローション、ハイドロキノン軟膏、ルシノール・ローションなども使用されます。
雀卵斑(そばかす)顔面の中央を中心に、左右対称にできる小斑点状のシミです。
このシミは老人性色素斑と同様に、レーザー治療により、良好な結果が得られます。
広範囲に点在することが多いため、ガーゼをあてる必要のないフォトフェィシャルによる治療法も適しています。
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