にきびとにきび跡
にきびの原因
にきびの原因は皮膚の表面に溜まった皮脂が酸化されて炎症を起こすことにあります。
にきびにも酸化、つまり活性酸素が大きく影響しているのです。
その活性酸素が皮脂を酸化させ炎症を起こし、にきびができるのです。
また、にきびの原因のひとつに、ホルモンのアンバランスがあげられます。
生理前ににきびができやすくなる人が多かったり思春期ににきびができやすいのは、ホルモンバランスの崩れやすい時期だからです。
女性ホルモン(エストロゲンなど)に対して男性ホルモン(アンドロゲン)が優位になると、毛穴の角質が増殖して厚くなる「異常角化」が起こります。
異常角化には遣伝的体質の場合もあります。
異常角化が起こると毛穴がふさがれ、中に皮脂がたまることになります。
毛穴にたまった皮脂は、それだけではにきびにはなりませんが、皮脂線のアクネ菌が出す「ポルフィリン」という代謝物に紫外線が当たることで活性酸素が発生します。
活性酸素が酸化炎症を周囲や内部にひろげてにきびになってしまうのです。
さらに、炎症を起こした細胞にバイ菌が入ると、そのバイ菌と戦うため白血球がヒドロキシラジカルという物質を出し攻撃しますが、これも活性酸素です。
ヒドロキシラジカルはバイ菌も攻撃するかわり自分の細胞も一緒に傷つけてしまい、その結果にきび痕となって残ってしまいます。
にきびやにきび痕には紫外線と活性酸素が大きく影響しているのです。
また、局所的に乾燥する肌のにきびが増えていますが、これは肌の乾燥で保護機能が低下したことが元でターンオーバーが早くなり、角質の剥離異常を起こす為です。
剥離異常とは異常角化の一種で、剥がれるべき角質が剥がれなくなることです。
その他の原因に、ストレスもにきびと関係しているという説もあります。
にきびの種類
にきびは若い人にできるイメージがあります。。
大人になってもにきびに悩んでいる人はとても多く、これを吹き出ものと呼んで、区別したりします。
医学的には大人のにきびも思春期のにきびも「尋常性座瘡」といって同じものです。
にきびは状態や進行状況により、黒にきび、白にきび、面胞、丘疹、膿疱、アクネスカー、のう腫、結節、と呼ばれます。
皮膚の表面にある毛穴(毛孔)は、皮脂を分泌する皮脂腺とつながっていて、分泌された皮脂が排出されます。
何らかの理由で表皮の角質が厚くなると、角質が毛穴に入り込み、毛穴の出口をふさいでしまいます。
すると排出されにくくなった皮脂が、中で詰まります。
この状態がにきびの第一段階で「面胞」といいます。
面胞は粟粒ほどの硬い皮疹です。
毛穴の開いた面飽が黒にきびと言われ、毛穴の閉じた面胞が白にきびと言われます。
黒にきびが黒く見えるのは開いた毛穴に、剥離した角質がメラニンを含んだ状態で蓄積しているからです。
皮脂がさらに詰まって酸化すると、赤く腫れてきます。
これを「丘疹」といい、一般的に言われるにきびの状態で
す。
酸化した皮脂が周囲に炎症を広げ、赤みがひどくなり腫れて膿をもつと「膿疱」といわれる状態になります。
膿疱の段階で炎症が広がり、角質の一部が壊れると、バイ菌が侵入し、そのバイ菌を白血球が退治して痕が残り「アクネスカー」と呼ばれる、陥没や色素沈着などを残すにきび痕になります。
また膿疱が深い部分にできると「のう腫」や「結節」という硬いしこりになり、これがにきびの最終段階です。
にきび対策
面施の状態であれば自然に治ることが多いようです。
かなり進行したにきびであっても、市販薬などを使い自分で手当てをしているだけという人も多いでしょう。
しかし、にきびは病気です。正しい治療をしないとひどい炎症や、治りにくいにきび痕になることも多いので、早めに専門医の治療を受けましょう。
特に丘疹が10個以上ある場合は専門医の治療を受けましょう。
にきび予防
にきび予防で心がけたいこと
1.規則正しい生活を送りましょう。
睡眠不足や生活のリズムの乱れ、それによって生じるストレスはにきびの遠因といわれています。
またタバコも1つのストレスとして考えましょう。
2.紫外線予防をしましょう。
紫外線による活性酸素の発生が皮脂を酸化させにきびを発症させます。
紫外線はにきびだけでなく、シミやシワなどの光老化を引き起こす原因でもあります。
日中は必ず紫外線カットの化粧品やファンデーションなどをつけ、ケアしましょう。
3.化粧品に注意しましょう。
化粧をする場合も油分過剰なクリームなどは避けましょう。
抗酸化作用のある化粧品で活性酸素を除去しましょう。
また上記の様に紫外線から肌を守る事も重要です。
4.洗顔しましょう。但し洗い過ぎないように注意してください。。
洗顔は1日朝夕2回しましょう。
され以上洗顔をすると、一時的に皮脂が失われます。
すると、皮脂を補う様に脳から指令が出され、皮脂が分泌されます。
何度も洗顔することで、その指令が頻繁に出され、脂っぽくなってしまいます。
にきびと戦う化粧品
クレンジングオイル
油は油で落とすことが基本なので、洗浄力は申し分ありません。
ただし油分が肌に残ると、にきびなどの原因になりますし、洗い流しすぎると、逆に乾燥しすぎてしまうので、クレンジング後の洗顔は適度にしましょう。
にきび用クレンジング剤
通常のにきび用洗顔料は脱脂効果がとても高くなっています。
大人のにきびの場合は過剰な皮脂の分泌だけが原因となっているわけではない場合が多いので、脱脂効果が高いにきび用クレンジング剤は治らないばかりがカサカサの肌になる場合もあります。
油性化粧品
健康な肌なら自ら皮脂膜を作っているので足りないところだけに補うだけでOKです。
皮脂の分泌がしっかりされているのに、油を余分に補ってしまうとにきびなどのトラブルの原因にもなります
美白化粧品
美白といっても、シミをなくすものだけではありません。
顔全体のくすみをなくして、透明感のある肌を作る美白化粧品もあります。
細胞に十分な水分を与える保湿をメインにしたものや、血行を促進してくすみをなくすもの、油分が酸化を起こしてくすむのを防止するための皮脂対策をするものや、にきびによる色素沈着を防ぐものなどもあります。
美白はにきび跡の色素沈着を薄くするのに効果的です。
とくにビタミンC入りの化粧品はシミを緩和するとともに二キビの再発も防ぐのでおすすめです。
保湿化粧品
にきび跡のデコボコ肌を目立たせないポイントは、水分を与えて肌にハリをもたせることです。
ですから化粧水は保湿化粧水を選ぶと良いでしょう。
保湿化粧水のほうが保湿効果が優れているので長く肌を潤すことができます。
にきびと戦う成分
基本的には専門医の治療を受けることが必要ですが、1個や2個のにきびであれば自分で治したいと思う方も多いでしょう。
ビタミンC誘導体は、にきびの治療にも使われるほど強い抗酸化作用があり、活性酸素の除去や遊離脂肪酸の生成抑制に働きます。
AHA配合の化粧品は厚くなった角質を緩やかにはがしてくれます。
AHAとはフルーツ酸のことで、ピーリング剤にも使われている成分です。
硫黄カンフルローションは日本のにきび薬によく使われています。角質をはがしてくれますが、角質すべてをはがすため、かぶれなどの副作用がありおすすめではありません。
レチノイン酸はにきび治療に効果的ですが、日本では未認可なため一部の皮膚科でしか入手できません。
またレチノールは、にきびにはあまり効果がありません。
にきびにビタミンC
にきびにもビタミンCは抜群の効果を発揮します。
ビタミンCには皮脂腺の働きを抑え、毛穴を締める効果もあります。
皮脂腺は皮脂が分泌される場所です。ですからビタミンCはにきびにも効果的なのです。
前の項でもご説明していますが、にきびの原因はたまった皮脂が酸化され炎症を起こすことでできます。
にきびにも酸化、つまり活性酸素が大きく影響しているわけです。
皮脂腺にいるアクネ菌の代謝物「ポルフィリン」に紫外線が当たることで活性酸素が発生して皮脂を酸化させ炎症を起こし、にきびができるのです。
また炎症が起きた細施にバイ菌が進入すると、白血球がヒドロキシラジカルという活性酸素を出しバイ菌と戦います。ところがヒドロキシラジカルは相手だけでなく、自分の細胞まで傷つけてしまいます。それがにきび痕の陥没などになるのです。
ビタミンCは活性酸素の除去によリにきび痕を作らないようにするばかりでなく、コラーゲンを増殖して、できてしまったにきび痕の陥没を埋めます。
また漂白還元作用によリにきび痕の色素沈着を改善する働きもあります。
にきびの予防、治療、にきび痕の改善と、にきびに対するビタミンCの効果は絶大ということがおわかりいただけるでしょうか。
にきび跡にレチノール
数ある化粧品成分のなかでもにきび跡のデコボコに効果を発揮するのがレチノールです。
この成分は皮膚の下にあるコラーゲンの生成を助ける働きがあり、塗り続けていると肌がふっくらとなめらかになるという利点が1即効性はありませんが、根気よく使い続ければ、肌が少しずつ再生してきます。
消炎エキス
肌あれをなくす消炎は炎症を抑えて肌あれなどを防いでくれる成分です。
コガネバナから抽出されるオウゴンエキスなど、植物から抽出されるエキスが一般的です。
消炎効果のほか抗菌効果があるモモ葉エキスや、殺菌効果があるグアイアズレンなど、多くの消炎成分は、肌を清潔に保ってくれるため、にきびの予防や悪化防止用化粧品に使われます。
植物エキス以外では、ビタミンB6の塩酸塩であるピリドキシンHCIなどもあります。ビタミンB6不足はさまざまな皮膚病の原因となるため、補うことで肌あれやにきびを防いでくれるのですビタミンCは美白とにきびに効きめが高いのです
硫黄泉
硫黄泉は、ゆで卵のような臭いが特松的な温泉です。
文字通り硫黄を含む温泉で、回くなった角質をやわらかくして溶かす働きがあります。
皮膚のリフレッシュ効果があり、にきびにも効果的です。
ただし、刺激が強いので敏感肌の人は注意が必要です。
にきび治療の保険適用
にきびの治療は皮膚科でおこなっています。
にきびやシミに関して残念ながら保険適用内の治療や薬ではそれほどの効果を得られないのが現状です。
保険が適用される治療や薬というのは、つまるところ厚生労働省の認可があるかどうかということ。
たとえば、現在日本でにきびの治療薬として認可されているのは硫責とレゾルシンだけ。
この認可はいつ下りたものだと思いますか? 答えは明治時代。
なんと明治時代からにきびに効く薬の認可は変わっていないのですr しかも硫黄は肌への刺激が強いため、欧米諸国では使用禁止になっているくらいの成分。
実際のところ、硫黄がにきびに効いたというデータはありません。
これは市販のにきび治療薬を見ても明らかです。
世界中の治療薬の主流はベンゾイルパーオキサイトであり、先進国でこの成分が認可されていないのは日本くらいのものでしょう。
最近日本で配合されるようになったアクアテムクリームという成分も、化膿には効くけれど根本的な治療にはなりません。
にきびって自分で潰してもいいの?
にきびの圧出は基本的に自分ではやらないほうがよいでしょう。
潰したほうが治りが早いことはありますが、それはあくまでも形成外科医が行った場合です。
にきびを潰すための用具なども市販されていますが、自分でやると痕になることが多いので注意しましょう。
にきび跡の症状
にきびが治った後にできてしまうのがにきび跡。
にきび跡大きさは、にきびの炎症の度合いにより、炎症が深く激しいほど凸凹が大きくなります。
虫刺されや切り傷など、普段から傷の跡が残りやすい人は、にきび跡の凸凹が大きくなりやすいので、にきびを悪化させないよう注意しましょう。
にきびの初期段階は黒にきびです。
まだ炎症がはじまっていないため、この段階で治せばデコボコ跡が残ることはありません。
ただ皮脂が毛穴をめいいっぱい広げてしまうので、治った後、毛穴がプツプツと目立ってきます
赤にきびはにきび跡の前兆です。
にきびの症状として最も炎症が激しいのが赤にきびなのです。
にきびの頭が真っ赤に腫れあがり、痛みを感じます。
症状が悪化したり化膿して熱を持つと炎症がおさまった後も傷が深く残ってしまいます。
群集にきびは赤にきびよりも、さらに危険です。
いくつもの皮脂腺が複雑にからみあって大きなニキどを形成しているため、治すのが難しく肌への影響も大きいのです。
群集にきびができてしまい沢山のにきび跡を残したくないのであれば皮膚科で診断を受けることをオススメします。
にきび跡の原因と対策
肌が陥没してできたにきび跡は気づかないうちに、デコボコを大きくしてしまいます。
肌をゴシゴシ洗ったり紫外線を強く浴びてもデコボコはおおきくなります。
これ以上デコボコを大きくして、肌を悪化させないためには注意してケアをする必要があります。
過度な毛穴パックの使用
肌をキレイにしたいからとパックをやりすぎるのは肌を傷めて逆効果です。。
とくに毛穴の汚れを粘着力で剥ぎ取るパックは肌を傷めて跡を目立たせてしまいます。
またお風呂などでもスポンジで強く洗うのは、肌を傷めるのでデコボコ跡を大きくしてしまいます。
肌の汚れは抱をのせるだけでも十分に落ちるので、軽く丁寧に洗いましょう。
強い紫外線
紫外線は肌の深部に侵入して細胞を破壊します。
にきび跡に紫外線が進入して肌が破壊されればデコボコが大きくなります。
十分なUVケアをしましょう。
長時間のメイク
長い時間メイクをしていると、メイクの油分が酸化して肌への刺激物に変わり、にきびを誘因したリ、にきび跡を大きくする原因になります。
にきび跡をつくらないためには、にきびを悪化させないことが大切です。
できてしまったにきび跡は、レチノール化粧品を上手に活用したり、保湿化粧水による水分補給で目立たなくすることができます。
にきびに良い食べ物
ビタミンB2がにきびに効く
にきび肌の人は、にきびの原因となる食べ物を控えましょう。
チョコレートなどは特に有名ですが、砂糖をたくさん含んだ食品は、にきびを悪化させるので要注意です。
もちろん、場げ物やマヨネーズなど、また揚げてあるスナック菓子など油もとり過ぎないように注意しましょう。
にきび肌にはビタミンB2を沢山補給しましょう。
ビタミンB2のが不足すると、余分な脂肪が血液にため込まれるので肌の皮脂分泌も多くなります。
ビタミンB2は、レバー・納豆・魚類などに豊富に含まれています。
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