日光浴は本当に肌を強くするの?
小麦色の肌が美しいのは高校生までで、成人女性にとって、日焼けは大敵です。
9月も過ぎるとシミができた、小じわが増えたと悩む女性が急に増えます
それは年も考えずに日焼けして肌にダメージを被った結果なのです。
日に当たる事は健康に良いと思われている方もいらっしゃいます。
だから焼けが老化を促進するというと疑問に感じる人も多いようです。
でも「日光浴は肌を丈夫にして、風邪をひきにくくする」は間違いです。
風邪と素肌に関しては関連がありません。
風邪はウイルスによって、鼻・のど・気管などの上気道に起こる感染症です。
肌が丈夫でも、体内の空気の通り道がウイルスに感染すれば風邪をひくのです。
また、日焼けをすると肌が丈夫になることもありません。
ご存じのように、太陽光線は、赤外線・紫外線・可視光線などを含んでおり、日焼けはそのうちの紫外線によって起きる現象です。
太陽光線の中に占める紫外線量は6パーセント、実際に地表面に届く量はもっと少なくなります。
このわずかな紫外線を浴びると、皮膚の細胞が大きな損傷を受けます。
皮膚の老化が早いスピードで進行し、太陽熱によって肌の水分が奪われ、痛めつけられます。
そこで、皮膚が本来もっている防御機能がはたらいて、大急ぎでメラニン色素を増産し、皮膚を紫外線から守ろうとします。
このメラニン色素の作用で、肌が浅黒く黒くなるのが日焼けです。
肌の奥にある柔らかい組織を全滅させないために、あわてて鎧を作るのです。
長く日光にさらされた皮膚の表面は一種の火傷のような状態になっています。
火傷した肌は健康的でも、美しくもありません。
日焼けをしすぎると、ケロイド状になったり、水疱ができたりしますが、日焼けした小麦色の肌も水ぶくれを起こす一歩手前の状態なのです。
当然、肌が強くなったわけではありません。
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