化粧で肌の代謝が衰える!?
人間は寒ければトリ肌が立ち、暑かったら汗をかきます。これは素肌が生きていることからくる生理作用です。
寒いときには体温を守ろうとして毛穴をしっかり閉じ、暑いときに汗をかくのは、肌から皮脂を出して外界の刺激を遮ろうとする生理的機能なのです。
皮膚が、外界の刺激によって過剰な負担を受けないように、反射的な機能がはたらいた結果なのです。
近代は肌が外界の刺激を直接受けることは少なくなりました。
人間本来のさまざまな肌機能も、化粧によって代行されるようになっているのです。
人類が、快適な環境を作り続けた結果、原始人の頃からの表皮を覆う体毛の多くの部分を必要としなくなりました。
化粧についても同じことがいえるのです。
化粧をすると素肌の機能はそれほど必要なくなります。お肌を過保護にすれば本来の機能が退化していくのです。
見た目だけを考えるなら、素肌そのものの自律性にまかせるより、メイクしたほうが手っ取り早く、美しくなれます。
しかし、正しいスキンケアを知らずに見た目の美しさだけを追求するのは良くありません。
化粧で覆われつづけた肌は、呼吸力が弱まり、汗をかいても流れていかなくなります。
汗の分泌は抑えられ、気候的な寒暖にも鈍くなってしまいます。
暑いときには、汗をかき、寒いときには鳥肌が立つ、本来の素肌の力は、化粧によって失われつつあります。
そして逆に現代女性の肌は外界の刺激に対しては敏感になっています。
常に化粧によって覆われているために、ちょっとした刺激にも耐えられないのです。
急に化粧をやめると肌は機能せず有害な刺激を受けてしまいます。
例えば、長年クリームを使用していたとすると肌は、正常に皮脂を分泌するはたらきを止めてしまっています。
そしてクリームの使用を急に止めてしまえば、日光やホコリなどの刺激を直接受けて、カサカサになるかもしれないのです。
前の記事:
« 化粧はしないほうが良い!?
次の記事:
化粧品の特徴 »
HOME:
シミしわ対策スキンケア110番